専門学校の基準
- 修業年限1年以上
- 年間授業時間800時間以上
- 校舎や校地は借用ではない
など様々な設置基準があり、公立であれば都道府県教育委員会、
私立であれば都道府県知事の設置認可が必要になります。
専門学校の中でも卒業の際に得られる学歴ですが、
専門士の称号が付与される専門学校の要件は以下になります。
- 修業年限が2年以上
- 総授業時間数が1,700時間以上
- 試験等により成績評価を行い、その評価に基づいて課程修了の認定を行っていること
短期大学卒業者と同等以上の学力があると認められる者として、大学への編入学の資格が与えられています。
高度専門士の称号が付与される専門学校の要件
- 修業年限が4年以上
- 総授業時間数が3,400時間以上
- 体系的に教育課程が編成されていること
- 試験等により成績評価を行い、その評価に基づいて課程修了の認定を行っていること
大学卒業者と同等以上の学力があると認められる者として、大学院への入学資格が与えられています。
専門士の場合
平成22年11月の文部科学省資料によると修業年限2年以上の専門課程の学科数は7,289学科あり、
99%(7,213学科)は専門士の称号が付与されるが、残りの1%は専門士と認められない学科もあるので、
入学の際には自分の学科が専門士として認められるのかを確認する事。
高度専門士の場合
平成22年11月の文部科学省資料によると修業年限4年以上の専門課程の学科数は599学科あり、
84%(503学科)は高度専門士の称号が付与されるが、残り16%は高度専門士と認められない学科もあるので、
入学の際には自分の学科が高度専門士として認められるのかを確認する事。
参考資料(文部科学省) PDF: https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/senshuu/1280752.htm
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