個別説明会での注意点

まず、個別説明会と何か?

基本的には平日の午前・午後の時間帯で好きな時間に学校見学が出来ると言う事です。
前回記載した説明会との1番の違いは、平日に行うことで実際の授業見学が出来る点だと思います。
ただし、ここにも1点注意が必要です。

せっかく平日に見学を行った場合でも、事前に予約したのであればほとんど意味がありません。
事前に通告を出しての見学の場合、授業そのものに多少の「色」をつけてくる場合があります。

この場合の「色」とは、通常の授業では出席学生が少ない場合、休みがちな学生に事前に連絡を取って授業に参加を促す。
講師の先生方に告知をしておき、授業内容を柔らかい楽しい雰囲気に向かわせる場合もあります。

社会常識に照らし合わせれば、事前予約は絶対です。
意図的に突然訪問するのは非常識の部類に入ると思います。
ただ、せっかく平日に見学するのであれば、実行する価値は大きいと思います。

突然行くからこそ学校側の反応も比較的、容易に分かります。

・嫌な対応・顔をされたら
→そこには見せたくない・見せられない理由が存在します。

・見学はさせてくれたが、入学相談者と進路についての話しを1-2時間した後だった。
→可能性としてすぐには見せられない理由がありえる。

上記のようなマイナスの発見だけでなく、実はプラスの発見もここには存在します。

・出席学生は少なかったがすぐに見せてくれた
→ワークシップなどの関係で出席学生が少ないこともありえます。
その環境でもあえて見学させてくれたのは自信がある場合が多いです。

・すれ違う在校生なども普通に挨拶をしてくれた
→普段からの指導が行き届いている。また、「先生」と言う立場からの
指導だけでなく、信頼に基づく指導が出来ている可能性も大きい。

どんなに優れた教育理念。
どんなに恵まれた設備・環境。
どんなに優秀な先生方に囲まれていても、アピールの不得意な学校もあります。

そんな学校を見抜くのも学校選びの一つです。
学校帰りに見学に行くのは大変かもしれません。
ただ、将来に影響する可能性がかなりある専門学校選びなら、行動する価値は十分にあると思います。
また、事前予約なしの突然訪問は勇気もいるでしょう。
非常識と思われるかもしれません。ただ、その1日で価値ある学校がみつかるかも知れません。

あなたの将来に投資をするなら、あなた自身にも最大の努力が必要です。

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